首都圏形成史研究会小委員会「首都圏災害史研究会」作成の「首都圏災害史年表幕末・明治編」を公開いたします。
本年表は、首都圏(東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城、栃木、群馬、山梨)の1都7県において、1854(安政元年)から1912(明治45)年までに起きた災害を、各都県の歴史や災害についてまとめた図書の記述を基礎データとして年表にまとめたものです。研究等に是非ご活用いただければ幸いです。
以下のリンクからダウンロードしてください(PDFファイル 841KB)。
横浜開港資料館 内
首都圏形成史研究会小委員会「首都圏災害史研究会」作成の「首都圏災害史年表幕末・明治編」を公開いたします。
本年表は、首都圏(東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城、栃木、群馬、山梨)の1都7県において、1854(安政元年)から1912(明治45)年までに起きた災害を、各都県の歴史や災害についてまとめた図書の記述を基礎データとして年表にまとめたものです。研究等に是非ご活用いただければ幸いです。
以下のリンクからダウンロードしてください(PDFファイル 841KB)。
首都圏形成史研究会では、下記のとおり研究例会を開催いたします。
会員外の方も参加できます。多くの方のご参加をお待ちしております。
首都圏形成史研究会 第118回例会
〔日時〕2021(令和3)年10月2日(土)14:30~17:30
〔会場〕オンライン(Zoom)開催
〔申し込み方法〕
本例会に参加を希望される方は、事前予約が必要ですので、下記リンクよりお申し込みください。
https://forms.gle/VWY9CcrwPY1kt2xR7
※申込期日:2021年9月29日(水)
〔内容〕
テーマ:明治43年大水害研究の課題
報告1 土田宏成(聖心女子大学)
明治43年大水害研究の成果と課題
報告2 吉田律人(横浜都市発展記念館)
横浜の関東大水害-『横浜貿易新報』の分析を中心に-
報告3 高野宏峰(中央大学政策文化総合研究所)
山梨県の明治43年水害-明治40年水害との関わりと『峡中新報』の分析を中心に-
コメント1 諸井孝文(J-POWER設計コンサルタント)
コメント2 伊藤 匠(中央大学大学院)
討論 司会 松本洋幸(大正大学)
首都圏形成史研究会では、下記のとおりシンポジウム(第113回例会)を開催いたします。
会員外の方も参加できます。多くの方のご参加をお待ちしております。
シンポジウム(第113回例会)
地域資料から近現代史を描く
―北総地域の事例から―
・報告① 中澤惠子(佐倉市史編さん委員)
「日記から見る地域の生活」
・報告② 矢嶋毅之(成田山霊光館)
「狩野揆一郎の政治活動―明治20年代前半を中心に―」
・報告③ 須賀隆章(佐倉市教育委員会)
「「旧佐倉町の祭礼用具」からみる近現代の佐倉と地域文化財の保存・活用について」
・コメント 堀野周平(鹿沼市教育委員会) 宮間純一(中央大学文学部)
・司会 土佐博文(佐倉市立志津公民館) 長谷川佳澄(佐倉市市史編さん担当)
首都圏形成史研究会では、下記のとおり2019年度総会・シンポジウム(第112回例会)を開催いたします。
会員外の方も参加できます。多くの方のご参加をお待ちしております。
◆2019年度総会
【日時】2019(令和元)年7月6日(土) 13:00(開場:12時30分)
【会場】立正大学品川キャンパス 9号館地下一階 9B11教室
(東京都品川区大崎4丁目2−16)
◆シンポジウム(第112回例会)
シンポジウム 自治体史編纂の現状と課題
・報告① 神奈川県 平山孝通(元茅ヶ崎市史編さん担当職員・市史協力員)
「茅ヶ崎市史編さん事業の過去と現在」
・報告② 神奈川県 井上洋一(綾瀬市生涯学習課長)
「綾瀬市史編集の現状と期待」
・報告③ 埼玉県 佐藤勝巳(元戸田市立図書館・郷土博物館館長)
「戸田市史の編さんと史料保存」
・報告④ 千葉県 立野 晃(前鎌ケ谷市郷土資料館館長)
「鎌ケ谷市史編さん事業終了後の現状と課題」
・コメンテーター 小風秀雅(立正大学) 季武嘉也(創価大学)
・司会 栗田尚弥(沖縄東アジア研究センター) 手塚雄太(國學院大學)
【例会趣旨】
首都圏形成史研究会の小研究会であるマイクロヒストリー研究会は、大局から歴史を語る方法とは逆に、地域に暮らす人々、その日常といった、限られた対象に密着し、歴史の細部を明らかにすることを通じて、全体の歴史を見ていくことを目的としている。
こうした地域史でのマイクロヒストリー研究は、継続的な史料の収集、調査・研究が不可欠であり、そのためには各自治体で地域史研究の場が継続的に維持されていることが極めて重要である。各地方自治体で行われてきた自治体史編纂事業が、そうした地域史研究の場としての機能を果たしてきたことは論を待たない。
しかし、自治体史が刊行された後、未来の自治体史編纂事業まで見据えて編纂事業を継続したり、あるいは後継事業が展開されることは必ずしも多くない。自治体史刊行後は、編纂部局を中心に文書館へ移行すべきだという重要な提言もあるが、そうした事例はむしろレアケースといえる現状がある。また、総務系の部局だけではなく、地域博物館が自治体史編纂事業を担うこともあるが、これら地域博物館では、開館時から館や事業の運営に携わった学芸員が定年を迎えつつある。さらに、自治体史編纂事業・後継事業を継続していくためには、市民からいかにして理解を得るかも大きな課題となっている。
こうした現状を踏まえれば、地域史研究を組織的に、あるいは人的に、各自治体で継続できるのか、ということが、地域史研究に関わる者すべてにとって大きな課題となっていることは間違いない。
そこで本シンポジウムでは、長年にわたり自治体史編纂担当として、地域史の現場に関わられてきた方々から、ご自身の仕事を振り返るとともに、自治体史刊行後に、編纂事業、すなわち地域史研究の場をいかにして確保できたのかを論じていただく。これらの報告を参加者も加えた議論を通して、現在の自治体史編纂行政の現状を確認し、問題を共有することを目的とする。
◆2017年度総会
【日時】2017(平成29)年6月3日(土) 13:00~13:20
【会場】鉄道博物館てっぱくホール(埼玉県さいたま市大宮区大成町3丁目47番)
◆シンポジウム(第104回例会)
『さいたま市史 鉄道編』をめぐって
【日時】2017(平成29)年6月3日(土) 13:30~17:00
【会場】鉄道博物館てっぱくホール(埼玉県さいたま市大宮区大成町3丁目47番)
※総会に続いて開催
【主催】首都圏形成史研究会 【共催】鉄道博物館/鉄道史学会
報告1 老川慶喜(跡見学園女子大学)
「鉄道のまち「大宮」の誕生」
報告2 高嶋修一(青山学院大学)
「戦前期の都市化と鉄道―京浜東北線開業前後のさいたま市域―」
報告3 岡部桂史(立教大学)
「大宮工場の成立と発展―日本鉄道から国鉄へ―」
報告4 栗田尚弥(沖縄東アジア研究センター)
「戦時期の鉄道―埼玉県の場合―」
報告5 恩田睦(弘前大学)
「高度成長期の鉄道と新幹線問題」
コメント 嶋理人(秀明大学)
司会 吉田律人(横浜開港資料館)/手塚雄太(國學院大學)
首都圏の近代史研究を盛んにするという目的をもって首都圏形成史研究会が設立されて以来、2014年を持ちまして20年を迎えました。本会の活動のみならず、多くの方々、団体の活動によって、首都圏の近代史研究は、着実な進展を見せています。本シンポジウム「首都と首都圏」では、20周年を記念して、江戸時代から戦後までの首都と首都圏を改めて取り上げ、首都圏史研究を総括するとともに、今後の研究の展望をさぐっていきます。
以下の内容で行いますので、皆様のご参加をお待ちしております。
発題:首都と首都圏 上山和雄 (國學院大學)
江戸首都論 大石 学 (東京学芸大学)
鉄道の開通と商品流通 老川慶喜 (跡見学園女子大学)
東京都制問題の沿革 白石弘之 (元東京都公文書館)
-1887年から1943年まで-
「大東京」から「大東京空間」へ 梅田定宏 (多摩大学附属聖ヶ丘中学高等学校)
「首都圏計画」の変遷 松本洋幸 (大正大学)
-1950年代まで-
[日時] 2015年6月6日(土) 13時00分より17時30分
[場所] 國學院大學渋谷キャンパス1号館1203番教室
[主催] 首都圏形成史研究会
[共催] 國學院大學渋谷学研究会
[後援] 地方史研究協議会/関東近世史研究会