首都圏の近代史研究を盛んにするという目的をもって首都圏形成史研究会が設立されて以来、2014年を持ちまして20年を迎えました。本会の活動のみならず、多くの方々、団体の活動によって、首都圏の近代史研究は、着実な進展を見せています。本シンポジウム「首都と首都圏」では、20周年を記念して、江戸時代から戦後までの首都と首都圏を改めて取り上げ、首都圏史研究を総括するとともに、今後の研究の展望をさぐっていきます。
以下の内容で行いますので、皆様のご参加をお待ちしております。
発題:首都と首都圏 上山和雄 (國學院大學)
江戸首都論 大石 学 (東京学芸大学)
鉄道の開通と商品流通 老川慶喜 (跡見学園女子大学)
東京都制問題の沿革 白石弘之 (元東京都公文書館)
-1887年から1943年まで-
「大東京」から「大東京空間」へ 梅田定宏 (多摩大学附属聖ヶ丘中学高等学校)
「首都圏計画」の変遷 松本洋幸 (大正大学)
-1950年代まで-
[日時] 2015年6月6日(土) 13時00分より17時30分
[場所] 國學院大學渋谷キャンパス1号館1203番教室
[主催] 首都圏形成史研究会
[共催] 國學院大學渋谷学研究会
[後援] 地方史研究協議会/関東近世史研究会