また、テーマを設定した小研究会も開催しています。現在活動中の小研究会は、首都西郊研究会、首都圏災害史研究会、オーラルヒストリー研究会、及び「首都圏と地域政治」です。
※首都圏形成史研究会の第1回例会から第100回までの例会記録は、 下記のPDFファイルよりご覧下さい。
首都圏形成史研究会 研究例会の記録(PDFファイル)
横浜開港資料館 内
首都圏形成史研究会では、下記のとおり研究例会を開催いたします。
会員外の方も参加できます。多くの方のご参加をお待ちしております。
〔申し込み方法〕
本例会に参加を希望される方は、事前予約が必要ですので、下記のメールアドレスまでご連絡ください。
例会申し込みメールアドレス:reikai@shutokenshi.sakura.ne.jp
記入事項:ご氏名、電話番号
申込期日:2020年11月23日(月・祝)※定員に余裕があるため、期日を延長しました。
横浜開港資料館企画展示見学会 13:30~14:30※中止
首都圏形成史研究会では、下記のとおり研究例会を開催いたします。
会員外の方も参加できます。多くの方のご参加をお待ちしております。
◎報告2 大野一郎(あつぎ郷土博物館館長)
あつぎ郷土博物館開館までの経緯と博物館の概要について
【第114回例会チラシ】(裏面の地図をご参照下さい)
首都西郊研究会の開催について
【日時】:10月3日(木)午後6時45分から(遅れられてのご参加でも結構です。)
【場所】:國學院大學(渋谷) 若木タワー14階・文学部資料室
【報告】:「東京新市域における名望家秩序の変遷と町内会―荏原郡蒲田町・荏原町の耕地整理事業との関連から―」
【報告者】:白木澤涼子氏
関心を持たれた方は下記までどうぞご連絡ください。
【連絡先】
横浜都市発展記念館 岡田直
[所在地]横浜市中区日本大通12
[電話]045-663-2464
[メール]N.OKADA(at)tohatsu.city.yokohama.jp
※メールアドレスは全角で記載してありますので、全て半角に置き換えて下さい。また(at)は@に置き換えて下さい。
首都圏形成史研究会では、下記のとおりシンポジウム(第113回例会)を開催いたします。
会員外の方も参加できます。多くの方のご参加をお待ちしております。
シンポジウム(第113回例会)
地域資料から近現代史を描く
―北総地域の事例から―
・報告① 中澤惠子(佐倉市史編さん委員)
「日記から見る地域の生活」
・報告② 矢嶋毅之(成田山霊光館)
「狩野揆一郎の政治活動―明治20年代前半を中心に―」
・報告③ 須賀隆章(佐倉市教育委員会)
「「旧佐倉町の祭礼用具」からみる近現代の佐倉と地域文化財の保存・活用について」
・コメント 堀野周平(鹿沼市教育委員会) 宮間純一(中央大学文学部)
・司会 土佐博文(佐倉市立志津公民館) 長谷川佳澄(佐倉市市史編さん担当)
首都圏形成史研究会では、下記のとおり2019年度総会・シンポジウム(第112回例会)を開催いたします。
会員外の方も参加できます。多くの方のご参加をお待ちしております。
◆2019年度総会
【日時】2019(令和元)年7月6日(土) 13:00(開場:12時30分)
【会場】立正大学品川キャンパス 9号館地下一階 9B11教室
(東京都品川区大崎4丁目2−16)
◆シンポジウム(第112回例会)
シンポジウム 自治体史編纂の現状と課題
・報告① 神奈川県 平山孝通(元茅ヶ崎市史編さん担当職員・市史協力員)
「茅ヶ崎市史編さん事業の過去と現在」
・報告② 神奈川県 井上洋一(綾瀬市生涯学習課長)
「綾瀬市史編集の現状と期待」
・報告③ 埼玉県 佐藤勝巳(元戸田市立図書館・郷土博物館館長)
「戸田市史の編さんと史料保存」
・報告④ 千葉県 立野 晃(前鎌ケ谷市郷土資料館館長)
「鎌ケ谷市史編さん事業終了後の現状と課題」
・コメンテーター 小風秀雅(立正大学) 季武嘉也(創価大学)
・司会 栗田尚弥(沖縄東アジア研究センター) 手塚雄太(國學院大學)
【例会趣旨】
首都圏形成史研究会の小研究会であるマイクロヒストリー研究会は、大局から歴史を語る方法とは逆に、地域に暮らす人々、その日常といった、限られた対象に密着し、歴史の細部を明らかにすることを通じて、全体の歴史を見ていくことを目的としている。
こうした地域史でのマイクロヒストリー研究は、継続的な史料の収集、調査・研究が不可欠であり、そのためには各自治体で地域史研究の場が継続的に維持されていることが極めて重要である。各地方自治体で行われてきた自治体史編纂事業が、そうした地域史研究の場としての機能を果たしてきたことは論を待たない。
しかし、自治体史が刊行された後、未来の自治体史編纂事業まで見据えて編纂事業を継続したり、あるいは後継事業が展開されることは必ずしも多くない。自治体史刊行後は、編纂部局を中心に文書館へ移行すべきだという重要な提言もあるが、そうした事例はむしろレアケースといえる現状がある。また、総務系の部局だけではなく、地域博物館が自治体史編纂事業を担うこともあるが、これら地域博物館では、開館時から館や事業の運営に携わった学芸員が定年を迎えつつある。さらに、自治体史編纂事業・後継事業を継続していくためには、市民からいかにして理解を得るかも大きな課題となっている。
こうした現状を踏まえれば、地域史研究を組織的に、あるいは人的に、各自治体で継続できるのか、ということが、地域史研究に関わる者すべてにとって大きな課題となっていることは間違いない。
そこで本シンポジウムでは、長年にわたり自治体史編纂担当として、地域史の現場に関わられてきた方々から、ご自身の仕事を振り返るとともに、自治体史刊行後に、編纂事業、すなわち地域史研究の場をいかにして確保できたのかを論じていただく。これらの報告を参加者も加えた議論を通して、現在の自治体史編纂行政の現状を確認し、問題を共有することを目的とする。
首都圏形成史研究会では、下記のとおり研究例会を開催いたします。
会員外の方も参加できます。多くの方のご参加をお待ちしております。
首都圏形成史研究会 第111回例会
〔日時〕2019(平成31)年3月16日(土)13:00~16:40
〔会場〕川崎市公文書館2階 大会議室(神奈川県川崎市中原区宮内4丁目1−1)
※交通案内はこちらのリンク(川崎市公文書館公式サイト)をご覧ください。
報告2 佐々木恵海(川崎市公文書館/学習院大学人文科学研究科史学専攻博士前期課程)
20世紀前半の川崎市における住宅政策と都市行政の展開
書評会 中村 元『近現代日本の都市形成と「デモクラシー」―20世紀前期/八王子市から考える―』(吉田書店 2018年3月)
書評者 :松本洋幸(大正大学)
リプライ:中村 元(新潟大学)
中村 元『近現代日本の都市形成と「デモクラシー」』
こちらのリンク(吉田書店公式サイト)より、目次を閲覧できます。
首都圏形成史研究会では、下記のとおり研究例会を開催いたします。
会員外の方も参加できます。多くの方のご参加をお待ちしております。
首都圏形成史研究会 第110回例会
書評会 牛米 努『近代日本の課税と徴収』(有志舎、2017年)
評者 神山恒雄氏(明治学院大学)
小宮一夫氏(文部科学省)
リプライ 牛米 努氏(税務大学校租税史料室)
討論
司会 宮間純一氏 (中央大学)
𠮷岡 拓氏 (恵泉女学園大学)
牛米 努『近代日本の課税と徴収』(有志舎、2017年)書影(「有志舎の日々」より)
7月28日に台風のため中止しました首都西郊研究会公開研究会「首都西郊と軍事空間」は、
下記の日程にて開催いたします。ご参加お待ちしております。
首都西郊研究会(首都圏形成史研究会小研究会)では、
下記のとおり公開研究会を開催いたします。
会員外の方も参加できます。多くの方のご参加をお待ちしております。
公開研究会「首都西郊と軍事空間」
【日時】2018(平成30)年12月1日(土)午後1時30分~4時30分(午後1次開場)
【会場】横浜市歴史博物館(横浜市都筑区中川中央1丁目18−1)
・報告1 吉田律人(横浜開港資料館)
大山街道の軍事化と地域社会
・報告2 羽田博昭(横浜市史資料室)
横浜と神奈川県県央部の日本軍施設
※参加自由。希望者は当日、定刻までに会場へお越しください(定員最大150名程度)。
首都圏形成史研究会では、下記のとおりシンポジウム(研究例会)を開催いたします。
会員外の方も参加できます。多くの方のご参加をお待ちしております。
首都圏形成史研究会 第109回例会
シンポジウム 首都圏の災害史研究の現在
・報告① 首都圏災害史研究会・土田宏成(神田外語大学)
「自治体史にみる首都圏の災害史
-「首都圏災害史年表」作成の中間報告を兼ねて-」
・報告② 谷口裕信(皇學館大学)・濱千代早由美(帝塚山大学)
「利根川・渡良瀬川合流地域の自然災害
-旧伊勢御師岩井田家宛の書簡から-」
・報告③ 土井祥子(東京大学大学院工学系研究科)
「近代土木史としての帝都復興事業」
・コメント 鈴木淳(東京大学)
諸井孝文(株式会社 開発設計コンサルタント)
・討論・質疑応答 司会 吉田律人(横浜開港資料館)
【シンポジウム 首都圏の災害史研究の現在趣旨】
本シンポジウムは、主に近現代において首都圏で発生した災害の歴史について、研究の現状がどのようになっているのかを報告し、今後の課題や分析視角を考えるものである。首都圏の歴史的な災害として、真っ先に挙げられるのは、いまから 95 年前の 1923 年に東京・横浜を中心に 10 万 5 千余の死者・不明者を出した関東大震災である。
しかし、大規模な被害が生じるのは震災だけではない。木造家屋が密集していた市街地では、風などの天候条件によって火災はしばしば大火となった。首都圏が広がる関東平野には、利根川、荒川、多摩川などが流れ水害も繰り返し発生した。山間部では土砂災害、海岸部では台風などによる高潮災害もあった。
首都圏に限らないが、日本では多様な災害の発生可能性があり特定の災害に注目するのでは不十分である。そこで、首都圏形成史研究会では、小研究会「首都圏災害史研究会」を組織し、首都圏の災害の歴史に関するデータの収集・整理に着手した。都県・市区町村などが地域の歴史を編さんした図書(自治体史)などをもとに「首都圏災害史年表」を作成している。今回は、その中間報告として首都圏各地域の災害の特徴について報告する。伊勢神宮に関する研究者からは、伊勢御師の家に残された史料から読み取れる地域の災害という、ユニークな視角からの報告がある。
土木学会土木史研究委員会では、最近、土木史の教材である『図説 近代日本土木史』(鹿島出版会)を刊行した。同書で「災害からの復興 帝都復興事業」の章を担当した研究者が、土木史の観点からみた帝都復興事業について報告する。
これらの報告をもとに討論をおこない、首都圏地域の多様な災害に関心を払いながら、2023 年の関東大震災 100 周年に向けた課題を示したい。
7月28日に予定しておりました首都西郊研究会公開研究会「首都西郊と軍事空間」は、
台風12号接近のため中止いたします。
今後につきましては、決定次第あらためてご案内いたします。
首都圏形成史研究会では、國學院大學研究開発推進センター渋谷学研究会と共催で、下記の公開研究会を開催いたします。申し込み不要です。多くの方のご参加をお待ちしております。
なお、問い合わせは下記渋谷学研究会宛にお送りくださいますよう、お願い申し上げます。
國學院大學研究開発推進センター渋谷学研究会・首都圏形成史研究会共催 公開研究会
首都西郊の拡大とインフラ整備
【日時】2018年1月6日(土) 14:00~17:00 ※開場は13時30分
【会場】國學院大學 渋谷キャンパス(渋谷区東4-10-28)
学術メディアセンター(AMC)5階 06会議室
【主催】國學院大學研究開発推進センター渋谷学研究会・首都圏形成史研究会
※参加自由、希望者は定刻前においでください。
報告1 松本洋幸(大正大学)
「大正期の渋谷町と町営水道の敷設」
報告2 岡田 直(横浜都市発展記念館)
「首都圏における「西郊」地域の位置づけ
~高度成長期を中心とした国勢調査データによる考察~」
【問い合わせ・連絡先】
國學院大學研究開発推進センター渋谷学研究会
shibuyagaku@gmail.com
第7回軍港都市史研究会開催のお知らせ
軍港都市の修史事業
【日時】2016(平成28)年7月23日(土)~24日(日)
【会場】ヴェルクよこすか(横須賀市日の出町1丁目5)
【共催】首都圏形成史研究会
《開催趣旨》
当研究会は、2009年3月から本格的な活動を開始し、地域と軍港に関する多様なテーマを取り上げて研究を進め、『軍港都市史研究 舞鶴編』を皮切りに、その成果の刊行に努めてきました。佐世保編の刊行を最後に、継続してきた研究会の幕引きを考えていたところ、横須賀市の市史編さん事業が終了するときと重なりました。
横須賀市の市史編さん事業は、事業終了後、市史資料室(仮称)として継承される予定でしたが、急きょ閉鎖される方針に変更されました。市内のみならず全国から寄贈された資料の行方が、強く懸念されています。地域と市民の現在は、「正負」を含め、先人の営みの上に立っていることは言うまでもありません。その遺産を常に掘り起こし、その意味する所を明らかにし、次代に引き継いで行くのは、今を生きているものの務めです。
こうした視点から、当研究会を急きょ横須賀市で開催することとし、軍港都市の歴史を明らかにする通常の研究会に加え、他の軍港都市の状況を知り、さらに軍港となる以前の地域の歴史の豊かさを明らかにし、伝えることの大切さを考える機会にしたいと考えております。
《プログラム》
★7月23日(土)
◎第1部 研究報告
第1報告 高村聰史/軍港都市横須賀の中の陸軍 13:30~14:25
第2報告 北沢 満/軍港都市と菓子―佐世保の事例 14:25~15:20
第3報告 大豆生田稔/戦時の軍港都市財政―横須賀市財政の展開 15:20~16:15
◎第2部 横須賀市の修史事業
1 横須賀市からの報告 16:30~16:40
2 呉市・佐世保・舞鶴市からの報告 16:40~17:00
3 討論とまとめ 17:00~17:30
★7月24日(日)
◎研究報告
第1報告 木庭俊彦/佐世保の商工業者 10:00~10:55
第2報告 中村崇高/郡役所廃止と海軍志願兵制度の変容 10:55~11:50
第3報告 谷澤 毅/ドイツの軍港都市キールの近現代 13:00~13:55
第7回軍港都市史研究会プログラム(PDFファイル)