2016年度総会・第100回記念例会開催の御案内

◆2016年度総会
【日時】2016(平成28)年7月16日(土)13時30分(開場:13時00分)
【会場】立教大学池袋キャンパス 11号館2階 A203教室

◆第100回記念例会
博物館は高度成長をどう伝えるか?
―地域博物館における模索と課題―

【日時】2016(平成28)年7月16日(土)14時00分~17時30分
【会場】立教大学池袋キャンパス 11号館2階 A203教室
    ※総会に続いて開催

報告1 岡田 直/横浜都市発展記念館
「ベッドタウンとしての横浜」

報告2 乾 賢太郎/大田区立山王草堂記念館(前パルテノン多摩職員)
「多摩ニュータウンとパルテノン多摩の活動」

報告3 手塚 雄太/鎌ケ谷市郷土資料館
「都市近郊農村の高度成長―鎌ケ谷市を事例として―」

司会・コメント 渡邉 嘉之/練馬区役所

【例会趣旨】
  首都圏形成史研究会は、近代社会がもたらした中央集権化、資本主義の展開、マスメディアの発達による政治・経済・社会の画一化・平準化が進む中で、それでもなお、地域の人々の歴史を安易に中央史と短絡するのでは無く、独自の地域像を抽出することを一つの目的として結成された。
  戦後日本は画一化・均質化・平準化がハイスピードで進んだ高度成長を経験した。高度成長期日本の地域社会から、「中央・地方とは相対的に独立した地域の歴史、人々の独自の生活」をいかに析出するかは、現代地域史研究にとっていっそう不可欠な視点であろう。また、国立歴史博物館総合展示「現代」をはじめ、高度成長期の生活が博物館展示の対象となりつつあることからすれば、そうした研究成果を展示という手法を通じて伝えることも課題となりつつあるのではないか。
  本記念例会では、地域にとっての高度成長を博物館展示・事業を通じて考えることとなった担当者が、自らの地域がどのような高度成長を歩んだのかを紹介したうえで、それはどのように展示に反映されたのか、またされなかったのかを振り返り、参加者と問題意識を共有することを目的とする。

◆懇親会
【時間】18時00分~
【会場】立教大学池袋キャンパス カフェテリア山小屋
【会費】4,000円(予定)

総会・第100回例会チラシ

2016年6月20日 | カテゴリー :