『年報 首都圏史研究 2019』(第9号)

会誌『年報首都圏史研究』の最新号を刊行いたしました。
お買い求めをご希望の方はその他問い合わせフォームhttp://shutokenshi.org/others/よりお申し込み下さい。価格は1500円です。
次号年報2020年(2021年6月刊行予定)への論文投稿の締切は2020年11月末です。


『年報 首都圏史研究 2019』(第9号)

■特集 「首都西郊の歴史的展開」
小研究会「首都西郊研究会」の趣旨と経過 上山和雄・岡田 直
近世後期の相模国中央部における文化ネットワーク
-『和田篤太郎日記』を中心として- 馬場弘臣
第一次世界大戦後の東京郊外水道-渋谷町水道を中心に- 松本洋幸
横浜と相模原の日本軍施設 羽田博昭
首都圏における「西郊」セクターの位置づけ
-高度成長期を中心とした国勢調査データによる考察から- 岡田 直

■書評
高道昌志著『外濠の近代――水都東京の再評価』 落合 功
牛米努著『近代日本の課税と徴収』 小宮一夫
石榑督和著『戦後東京と闇市――新宿・池袋・渋谷の形成過程と都市組織』書評へのリプライのリプライ 初田香成

●首都圏形成史研究会活動報告
◇第108回例会
報告要旨 横浜市港北区日吉一帯における戦争遺跡をめぐる活動のあゆみと現状 千葉 毅
報告要旨 東京における軍関係遺跡の現状
-史跡陸軍板橋火薬製造所の保存と整備- 吉田政博
報告要旨 明治前期のレンガ建築をどう活かすか
-市川国府台に遺る陸軍教導団武器庫の事例から- 高木彬夫
◇第109回例会
報告要旨 自治体史にみる首都圏の災害史
-「首都圏災害史年表」作成の中間報告を兼ねて- 土田宏成
報告要旨 利根川・渡良瀬川合流地域の自然災害
-旧伊勢御師岩井田家宛の書簡から- 谷口裕信・濱千代早由美
報告要旨 近代土木史としての帝都復興事業 土井祥子
◇第110回例会
◇第111回例会
報告要旨 川崎市域における地域形成の過程 -古代から近代を概観して- 菊地悠介
報告要旨 20世紀前半の川崎市における住宅政策と都市行政の展開 佐々木恵海
◇第112回例会
趣旨
報告要旨 茅ヶ崎市史編さん事業の過去(1・2次編さん事業)と現在(3次編さん事業) 平山 孝通
報告要旨 綾瀬市史編集の現状と期待 井上洋一
報告要旨 戸田市史の編さんと史料保存 佐藤勝巳
報告要旨 鎌ヶ谷市史編さん事業終了後の現状と課題 立野 晃
コメント要旨 「シンポジウム 自治体史編纂の現状と課題」について 小風秀雅
コメント要旨 研究者の視点から 季武嘉也
討論要旨 手塚雄太
参加記 伊藤陽平