『年報 首都圏史研究 2016』(第6号)刊行

会誌『年報首都圏史研究』の最新号を刊行いたしました。
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『年報 首都圏史研究 2016』(第6号)

■論文
戦時期の肥料流通――神奈川県藤沢町・山本松五郎家の事例から――  坂口 誠
昭和初期の首都圏における御用邸の再編――初声御用邸計画に注目して――  武田周一郎

■首都圏歴史随想
ムッソリーニは子煩悩? ――歴史資料としての新聞記事・考――  白石弘之

■書評
吉田律人『軍隊の対内的機能と関東大震災』 ~警察史の視点から 宮地忠彦
吉田律人『軍隊の対内的機能と関東大震災 明治・大正期の災害出動』  中野 良

■首都圏形成史研究会活動報告
○第96回例会
○第97回例会
報告要旨 都市知識人による府会支配:明治12~14年の東京  池田真歩
報告要旨 栃木県における酒造組合の成立過程  白田拓郎
○第98回例会
報告要旨 柏の軍事施設から考える 櫻井良樹
報告要旨 「首都圏と軍隊」の現在――研究の現状と今後の課題について――  吉田律人
報告要旨 今後考えられるいくつかの論点  土田宏成
参加記  首都圏形成史研究会第98回例会参加記  手塚雄太

■首都圏新刊案内

『年報 首都圏史研究』バックナンバー

○『年報 首都圏史研究 2011』(第1号)

■刊行の辞  高村直助

■特 集
「関東大震災」研究の新潮流-文理融合を目指して-  首都圈形成史研究会編集委員会
「関東大震災」研究の現在-震災80周年以後の研究動向を中心に-  吉田律人
東京都公文書館が所蔵する関東大震災関係資料について  白石弘之
関東大震災における航空写真の登場と空間意識  王 京
『震災予防調査会報告』第100号の今日的意義  武村雅之
討論要旨 寺嵜弘康
参加記 田﨑公司/土田宏成
[特別寄稿]海上からみた横浜の惨状-兵庫県理事官の関東大震災救援の報告から-  北原糸子

■書評
フェリス女学院150年史編纂委員会編 『フェリス女学院150年史資料集 第一集 関東大震災女学生の記録』  鈴木 淳
橫浜市史資料室編『報告書 橫浜・関東大震災の記憶』  丹治雄一
手島仁著『群馬学とは』  神山知徳
上山和雄編著『歴史のなかの渋谷-渋谷から江戸・東京へ-』  本康宏史

首都圏形成史研究会活動報告


○『年報 首都圏史研究 2012』(第2号)
■論文
準戦時期の肥料流通-埼玉県飯能町・石井辰五郎家の事例から-  坂口 誠
昭和戦前期内務省における防空の担い手-計画局・警保局を事例として-  高橋未沙
戦後神奈川県における「混血児」教育問題  小山景子

■研究ノート
大区小区制下の東京における町・小区の「総代」:各区町村金穀公借共有物取扱土木起功規則に基づく総代人制度の運用実態  池田真歩

■書評
王京『関東大震災における航空写真の登場と空間認識』  岩尾光代
老川慶喜『埼玉鉄道物語-鉄道・地域・経済-』  岡田 直
郡司美枝『興農富村の研究 近代日本の稲作をめぐる農民の営み』  坂根嘉弘
北原糸子 『関東大震災の社会史』  澤内一晃
栗田尚弥編著 『米軍基地と神奈川』  樋口雄一

首都圏形成史研究会活動報告


○『年報 首都圏史研究 2013』(第3号)

■論文
近世・近代移行期における真岡町の町政と在郷商人  中村崇高
閔東大震災後の海軍用地問題-横須賀における稲楠土地交換と海軍機関学校の舞鶴移転-  高村聰史
戦後相模原における平和運動の萌芽-小林與次右ヱ門と大山郁夫の出会い-  冲川伸夫

■研究ノート
南湖院と女性医師-女性を最初に採用した病院について- 大島英夫

■書評
高嶋修一『都市近郊の耕地整理と地域社会 東京・世田谷の郊外開発』  西谷直樹
篠崎尚夫編著『鉄道と地域の社会経済史』  佐々木聡
鈴木芳行『首都防空網と〈空都〉多摩』  栗田尚弥
橫須賀市『新橫須賀市史 別編 軍事』  土田宏成
阿部勇・井川克彦・西川武臣編『蚕都信州上田の近代』  百瀬敏夫

首都圏形成史研究会活動報告


○『年報 首都圏史研究 2014』(第4号)

■論文
野菜種子供給体制の再編期における「採種管理人」の成立と展開 -東京府北多摩郡野口家を事例に-  阿部希望
明治地方自治制と学校行政-近世・近代移行期地域社会論についての一試論-  神山知徳

■特集 歴史災害を伝える-“災害史”展示の現状と課題-
関東大震災90周年事業を振り返って-震災遺産の掘り起しと社会への還元-  北原糸子
春季企画展「大磯の災害」を開催して  大石三紗子
公文書館における災害展示-宮内公文書館を事例に-  宮間純一
関東大震災90周年連携展示の試み-横浜市の事例から-  青木祐介
災害史の別の側面-“自然”の記述と”防災”の伝承-  諸井孝文
関東大震災をどう語り継ぐのか-自治体史における災害史編纂の課題-  小風秀雅
“災害史”展示の現状と課題-関東大震災100周年にむけて-  吉田律人
シンポジウムに寄せて -コメンテーターの視点から- 橋本直子
シンポジウム「歴史災害を伝える-”災害史”展示の現状と課題-」に参加して  木村慎平
第91回研究例会・シンポジウム  丹治雄一

■書評
近代租税史研究会編『近代租税史論集2 近代日本の租税と行財政』 神山恒雄

■首都圏形成史研究会活動報告
○第87回例会
報告要旨 東村山の軍関係施設と軍隊の駐屯  高野宏峰
報告要旨 “空都”多摩解明の限界  鈴木芳行
○第88回例会
報告要旨 近代水道敷設の政治史  松本洋幸
参加記  西村 健
○第89回例会
報告要旨 茨城県立歴史館の公文書保存について  富田 任
○第90回例会
報告要旨 敗戦と松戸・藤ヶ谷飛行場  栗田尚弥


○『年報 首都圏史研究 2015』(第5号)

■特集 首都と首都圏
シンポジウム「首都と首都圏」開催の経過と主旨  上山和雄

■論文
江戸首都論  大石学
幕末の「首都」江戸と外交使節  吉崎雅規
 ――安政4年、ハリスの江戸参府をめぐって――
鉄道の開通と東京市貨物集散状況  老川慶喜
東京都制(首都制度)問題の沿革  白石弘之
 ――1887年山県有朋の大都市制度構想から1943年東京都制の実現まで――
「大東京」から「大東京空間」へ  梅田定宏
「首都圏計画」の変遷――1950年代まで――  松本洋幸

■書評
横浜外国人社会研究会・横浜開港資料館編『横浜と外国人社会 激動の20世紀を生きた人々』 林 美和

■首都圏形成史研究会活動報告
○第92回例会
参加記  中野 良
○第93回例会
参加記  池田真歩
○第94回例会
報告要旨 近代東京に於ける寺院墓地と郊外墓地建設問題 鈴木勇一郎
報告要旨 輸出窯の花百合の球根栽培について――八王子市の事例から――  美甘由紀子
○第95回例会
報告要旨 空襲の記録・日米の史料と体験記――横浜を中心に――  羽田博昭

鈴木勇一郎・高嶋修一・松本洋幸編『近代都市の装置と統治―1910~30年代―』

首都圏史叢書7
鈴木勇一郎・高嶋修一・松本洋幸編『近代都市の装置と統治―1910~30年代―』日本経済評論社、2013年

はじめに(松本洋幸)

第一編 市民生活と都市装置
 第1章 関東大震災以前における東京市内交通機関をめぐる公益性の議論(櫻井良樹)
 第2章 横須賀市における屎尿処理問題 ―市営化とその展開―(吉良芳恵)
 第3章 関東大震災と横浜市の警備体制―都市装置としての「軍隊」をめぐって―(吉田律人)
 第4章 日用品小売市場の展開 ―公益市場と私設市場―(山口由等)
 第5章 都市の神社と選挙粛正―1930年代における「都市装置」と公共についての試論―(源川真希)

第二編 郊外開発と都市装置
 第6章 「死」をめぐる都市装置 ―近代東京における墓地と地域社会―(石居人也)
 第7章 池上をめぐる郊外開発と本門寺(鈴木勇一郎)
 第8章 1910年代東京市近郊における私設水道と賃取橋(白石弘之)
 第9章 「田園都市」の水道問題(松本洋幸)
 第10章 大都市装置としての「帝都天然公園」―奥多摩の開発をめぐって―(梅田定宏)

第三編 都市装置を支えたもの
 第11章 大都市近郊の町村財政―東京市隣接五郡の町村債を中心に―(神山恒雄)
 第12章 市街地改造装置としての都市計画関係者集団と土地区画整理
     ―雑誌『都市公論』の検討を手掛かりに―(高嶋修一)

【書評と紹介】
中嶋久人『日本歴史』793号(2014年6月)
中西啓太『史学雑誌』123巻6号(2014年6月)
時里奉明『経営史学』49巻2号(2014年9月)

栗田尚弥編『地域と占領』

首都圏史叢書6
栗田尚弥編『地域と占領』日本経済評論社、2007年

第1編 アメリカ軍の占領姿勢
 第1章 <戦時軍政>から<戦後軍政>へ(栗田尚弥)
 第2章 在外邦人の帰還輸送とコレラ(高村聡史)
 第3章 元GHQ情報課長とマッカーシズム(中武香奈美)

第2編 地域団体の廃止と再編
 第4章 GHQ宗教政策の地域的展開と隣保組織(清水 節)
 第5章 占領期の衛生組合(中澤恵子)
 第6章 警防団から消防団へ(小野英夫)

第3編 政治社会の民主化
 第7章 千葉県の戦後政治の連続と非連続(中村政弘)
 第8章 村政民主化と民主主義観(沖川伸夫)
 第9章 占領期農村における医療と社会運動(鬼島 淳)

第4編 臨海開発と地方自治体
 第10章 自立経済と臨海工業地帯開発(斉藤伸義)
 第11章 川崎製鉄の千葉進出と京葉臨海工業地帯(吉田和彦)

【書評と紹介】
中里裕司 『日本歴史』732号(2009年5月)
大岡聡『歴史学研究』845号(2008年10月)

奥須磨子・羽田博昭編『都市と娯楽』

首都圏史叢書5
奥須磨子・羽田博昭『都市と娯楽』日本経済評論社、2004年

第1部 都市の娯楽
 第1章 東京の寄席にみる都市社会史(田中 淳)
 第2章 松竹の関東進出と横浜演芸界(平野正裕)
 第3章 娯楽・百貨店事業と渋谷の開発(松本和明)
 第4章 百貨店をめぐる娯楽の変容(近藤智子)

第2部 競馬という娯楽
 第5章 娯楽移入窓口としての横浜居留地・開港場横浜(本多仁禮士)
 第6章 大衆娯楽としての競馬(杉本 竜)
 第7章 もう一つの首都圏と娯楽(山崎有恒)

第3部 郊外の娯楽
 第8章 郊外の再発見(奥須磨子)
 第9章 郊外行楽地の盛衰(鈴木勇一郎)
 第10章 京王電気軌道株式会社による沿線行楽地の開発(奥原哲志)
 第11章 東京近郊地域における娯楽の諸相(羽田博昭)

【書評と紹介】
 田中裕二 『地方史研究』313号(2005年2月)
 黒川徳男 『藤沢市史研究』39号(2006年3月)

大西比呂志・梅田定宏編『「大東京」空間の政治史―1920~30年代―』

首都圏史叢書4
大西比呂志・梅田定宏編『「大東京」空間の政治史―1920~30年代―』日本経済評論社、2002年

第1部 「大東京」空間の形成
 第1章 「大東京」概念の形成と国有鉄道の動向(鈴木勇一郎)
 第2章 1910~20年代における「保健衛生」施策と地域社会(石居人也)
 第3章 1930年代の横浜市政と史蹟名勝保存(松本洋幸)
 第4章 1930年代東京における郊外統制構想(中島康比古)
 第5章 埼玉県の都市計画と「大東京地方計画」(梅田定宏)

第2部 都市支配の構造
 第6章 1920年代東京市における地域政治構造の変化(櫻井良樹)
 第7章 東京府北豊島郡王子町における町内会の形成と再編成(黒川徳男)
 第8章 市域拡張と地域政治(大西比呂志)
 第9章 地方小都市の都市化と愛市運動(大岡 聡)

【書評と紹介】
 能川泰治 『藤沢市史研究』37号(2004年)
 布川弘  『社会経済史学』70巻2号(2004年)
 中嶋久人 『アジア民衆史研究』第9集(2004年)
 源川真希 『史学雑誌』113巻9号(2004年)
 原田敬一 『日本史研究』508号(2004年)

上山和雄編『帝都と軍隊―地域と民衆の視点から―』

首都圏史叢書3
上山和雄編『帝都と軍隊―地域と民衆の視点から―』日本経済評論社、2002年

はじめに
第1編 帝都の防衛
 第1章 帝都防衛態勢の変遷−関東大震災前後を中心として−(土田宏成)
 第2章 「東京航空要塞」の出現−帝都防空体制の変遷−(栗田尚弥)

第2編 地域のなかの軍隊
 第3章 「軍郷」における軍隊と人々−下総台地の場合−(上山和雄)
 第4章 軍工廠と地域−東京都北区域の軍工廠を中心に−(羽田博昭)
 第5章 軍事都市の都市計画−相模原都市建設事業を例に−(浜田弘明)
 第6章 横須賀海軍工廠の発展と海軍水道の建設(田中宏巳)
 第7章 軍人の療養地としての地域−アジア太平洋戦争下の箱根−(井上弘,矢野慎一)
 第8章 静岡県の軍隊配備と誘致運動−軍都浜松を中心に−(高村聡史)

第3編 戦争と民衆
 第9章 日清戦争下の出征兵士家族救助活動−東京市の場合−(白石弘之)
 第10章 日露戦後の特命検閲−埼玉県を事例として−(中村崇高)
 第11章 アジア太平洋戦争下の市川市警防団(小野英夫)
 第12章 都心における企業ビル特設防護団−実業之日本社を例として−(黒川徳男)
 第13章 徴兵制における所在不明者−昭和期長野県の兵事資料から−(吉良芳恵)

付表 関東地方主要軍事施設

【書評と紹介】
原田敬一 『赤旗』2002年5月13日
荒川章二 『図書新聞』2002年7月6日
佃隆一郎 『日本歴史』663号(2002年)
荒川章二 『史学雑誌』111編12号(2002年)
一ノ瀬俊也『日本史研究』485号(2003年1月)
村瀬隆彦 『静岡新聞』2003年1月4日
沼尻晃伸 『歴史と経済』180号(2003年)

老川慶喜・大豆生田稔編『商品流通と東京市場―幕末〜戦間期―』

首都圏史叢書2
老川慶喜・大豆生田稔編『商品流通と東京市場―幕末〜戦間期―』日本経済評論社、2000年

はしがき
第1編 東京市場の形成
 第1章 十九世紀後半の横浜近郊農村における商品流通―開港と都市化の中の商業活動―(西川武臣)
 第2章 明治前期の東京織物市場と流行織物―縞木綿を中心に―(田村均)
 第3章 近代における見沼代用水の舟運―船頭の活動状況と河岸・道路を中心に―(野崎雅秀)
 第4章 近代東京市場における流通機構の整備と塩流通(落合功)

第2編 鉄道の登場と商品流通
 第5章 在来肥料の交代と鉄道開通による肥料流通への影響―新河岸川筋福岡河岸を中心として―(酒井智晴)
 第6章 幹線鉄道網整備と肥料流通網の形成―茨城県における肥料流通―(市川大祐)
 第7章 養蚕業の発展と原料繭流通(中林真幸)
 第8章 東京市場をめぐる地廻米と遠国米―産業革命期首都圏の米穀市場―(大豆生田稔)
 第9章 陶磁器業の展開と輸送網の整備―明治期を中心に―(岩下祥子)

第3編 都市化と輸送問題
 第10章 大正期東京のセメント流通構造(渡邉恵一)
 第11章 第一次大戦後の東京市貨物集散状況小運送問題(老川慶喜)

【書評と紹介】
丹治雄一 『首都圏形成史研究会 会報』14号(2001年)
中西聰  『社会経済史学』68巻5号(2002年)
小岩信竹 『歴史と経済』177号(2002年)
石井寛治 『史学雑誌』112編1号(2003年)

櫻井良樹編『地域政治と近代日本 関東各府県における歴史的展開』

首都圏史叢書1(首都研史叢書1)
櫻井良樹編『地域政治と近代日本 関東各府県における歴史的展開』日本経済評論社、1998年

第1章 利根川治水をめぐる茨城県の政治状況(佐藤明俊)
第2章 明治末期の治水問題—臨時治水調査会を中心に—(山崎有恒)
第3章 日露戦争前後における東京の政治状況—市内における選挙状況の変化を中心に—(櫻井良樹)
第4章 明治後期・大正期の千葉県の政治状況—県会議員選挙・衆議院議員選挙の分析を中心に—(神山知徳)
第5章 日露戦争前後の神奈川県の政治動向—1903〜1915年の県会議員選挙の分析をとおして—(吉良芳恵)
第6章 群馬県における県会党派の発生と展開(手島仁)
第7章 日露戦後山県系官僚の積極政策—有吉忠一知事の千葉県における施策を例に—(山村一成)
第8章 千葉県の「ニュー・ディール政策」—つかのまの地域開発策の意味するもの—(中里裕司)
第9章 1906年の電車賃値上反対運動再考—日露戦後東京市の社会状況と都市民衆騒擾—(田所祐史)

【書評と紹介】
松下孝昭 『日本歴史』618号(1999年)
吉田和彦 『歴史科学と教育』18号(1999年)
梅田定宏 『首都圏形成史研究会会報』9号(1999年)